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キャニオンアジアファクトリータイ / カジマデザインアジア

May 10, 2023May 10, 2023

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建築家によって提供されたテキストによる説明。 建物の概要 - キャニオンは、トリガー操作のスプレーとポンプ ディスペンサーを製造する日本を拠点とするメーカーです。 この建物は、プラスチック製トリガースプレーやポンプディスペンサーの研究開発、設計、成形から、金型や自動組立機本体の製作、設計までの全工程を手掛けるキャニオン社の東南アジア生産本社です。

このプロジェクトは、40,000平方メートルの工業団地敷地内に位置します。 タイのバンコクから車で 2 時間のラヨーン県にある当社は、オフィス、生産、倉庫エリアが 1 つの建物に結合されています。 この建物のファサードデザインは、ル・コルビュジエや丹下健三の「ブリス・ソレイユ」シリーズ、1960年代のタイ・バンコクのショップハウス、18世紀に建てられたワット・ポーなどの新旧の建築物からインスピレーションを受けています。 東南アジアの亜熱帯気候に適した機能的なデザインを目指しました。 また、奥行きのあるファサードと広々とした前庭が、訪れる人に落ち着いた印象を与えます。

内装デザイン - 工場の内装には、タイの標準的な材料であるコンクリート躯体と鋼板屋根構造、金属板壁と屋根が使用されています。 ・屋上にも半透明のFRPパネルを設置し、建物内に自然光を取り込みました。 組立エリアも同様に、壁や天井に半透明の塩ビシートを使用することで自然光を取り入れ、柔らかな光が降り注ぐ雰囲気を作り出しました。

縦横コンクリートルーバー ガラスの遮熱性能だけでなく、コンクリートルーバーによる日陰を設け、年間を通じて直射日光が建物内に差し込まないように配慮したオフィスです。 直射光から適切に保護することで、建物内のユーザーは室内環境の品質を向上させることができます。 コンクリートルーバーの役割は、直射日光を防ぐだけでなく、機械開口部を覆ってファサードをすっきりとさせるとともに、柔らかな間接光を反射して室内を照らす光棚の役割も果たします。

プレキャストコンクリート製外枠 - 設計段階から設計・施工チームが緊密に連携して詳細設計を行っております。 外壁にプレキャストコンクリートを採用することにより、施工効率と精度が大幅に向上しました。 プレキャストコンクリート製の外枠 発注、吊り上げ・設置、グラウト注入など工事のさまざまな面を最適化するために、実際の施工前にモックアップを作成します。また、設計チームと施工チームはモックアップを使用して、以下の詳細設計を検討することもできます。目地のひび割れを防ぐ方法と雨水の方向。

ハナ・アブデル